治療がしんどい

ネフローゼ症候群治療記録

入院環境@草加市立病院

現在草加市立病院に入院していますが、入院前にこの病院での入院生活が調べても分からなかったので参考までにどんなものか書いておきたいと思います。

(勝手に載せますので今後消えるかもしれません…)

 

草加市立病院では、入院前にしおりをわたされますので、基本的なことはそこに目を通せばわかります。

一般的に入院時に必要なものはネットに書いているものをご参考いただければ充分ですが、ベッド周りの環境などは以下の通りです。

 

【病室】

草加市立病院の建物はV字になっており、西病棟と東病棟に分かれます。病状によりフロアが分かれていて、私が入院しているフロアは整形外科、泌尿器科と腎臓内科が合同になります。

 

大部屋と個室が選べますが、部屋割りが変わるだけで間取りに大きな差はないように思います。

大部屋になると1部屋に4名が入り、カーテンで仕切られます。部屋ごとに男女で分かれますので、異性と同じ部屋になることは多分ありません。

病室には共用のお手洗いと洗面台、各個人に鍵なしのロッカーが与えられます。

 

f:id:kheeco:20181216152407j:image

(ご退院された後誰も使っていないベッド)

 

入院時に用意するように言われているものは基本この棚とロッカーに全て入ります。長財布がギリギリ入るセキュリティボックスも引き出しにはついてます。

冷蔵庫もついていますが、テレビカード連動で無限に使えるわけではないのと、においが結構キツいので私は一切使っていません。(食事制限もあったので、冷蔵庫を使う必要がそもそも無いかな…)

ベッドの頭側には照明がついているので、消灯後でも本くらいは読めます。明るすぎると怒られるかも。

テーブルとベッドは高さが変えられます。ベッドは高さ以外にも背中や足だけ曲げたりもできるので、楽な姿勢で使えます。

 

テレビカードは1枚1000円で、1分1目盛減る仕組みです。草加市立病院では個人用の冷蔵庫と共用の洗濯機・乾燥機で使用できるので持っておいた方が便利です。ただし、1000円札しか使えないのに両替が1階の売店以外でできないのが非常に面倒なので、院内で使う分は1000円札以下に細かくしておいた方がいいかもしれません。

 

【洗濯・お風呂】

 

洗濯機・乾燥機はフロアに1台しかありません。洗剤は自分で用意したものを使用します。混雑している様子もないので基本使いたい時に使えますが、衛生面もあって大体の方はお見舞い時に引き取って洗ってもらうやり方が多そうです。

病院では寝巻きの貸し出しもしているので、頻繁に洗濯できない方はそちらの方が衛生的かもしれません。

 

話は逸れますが、院内着は基本前あきのものを指定されます。おそらく非常時に胸元を開けられるようにするためかと思います。

入院時にどんなケアがされるかによりますが、手術や心電図などモニターを付ける場合は、点滴やコードが繋がっても不便のないスナップボタンが付いた手術着のようなものを着ることになります。

また、私の場合点滴ルートを取れる場所が限られていたため、最終的に腕周りが邪魔にならない男性XLサイズの半袖Tシャツと、足のマッサージや放熱がしやすいハーフパンツやステテコを院内着にしていました。

 

お風呂については、自立してできる方は隔日で予約制になっています。女性は月・水・金、男性は火・木・土で、13時〜17時の間30分での交代で早いもの順になります。基本湯船には浸かれません。

お風呂に入れない日は、体を拭くための温かいおしぼりが貰えます。

普通の浴室とは別に介助が必要な方が使用する特殊浴室がありますが、頭を洗うだけなら特殊浴室の洗髪台を自由に使っていい場合もあります。一応看護師さんに確認を取りましょう。

 

【通信機器の使用】

 

草加市立病院では電子機器の利用が制限されています。

…と書かれていますが、スマホをいじる程度であれば怒られもしませんし、常識の範囲内で携帯ゲーム機の利用や充電もできます。

ただ、無料Wi-fi等はないので、動画を観たり通信でゲームしたい方は対策が必要です。

 

もちろん大部屋での通話や着信音を鳴らすのはマナー違反です。電車の中と同じマナー意識を持って過ごしましょう。

 

【プライバシー】

 

ある程度は仕方ないとわかっていても、個人的に非常に困っている問題です。

 

大部屋では、症状分け隔てなくいろんな方が入り交じります。ある程度の生活音や生理現象は仕方ないにしても、四六時中独り言を言う人がいたり、いびきやうめき声が聞こえたり、夜中誰かがトイレを流す音で目が覚めたり、繋いでいる機器の警告音が鳴ったりと、相手も仕方がなくやってることですからどうしようもありません。

私の場合は独り言や着信音が非常にストレスに感じるタイプなので、耳栓とイヤホンは手放せません。

余裕がある方はノイズキャンセリングヘッドホンなどを用意してもいいかもしれませんね。

 

これは個人的な恨み話ですが、同室の整形外科の患者さんは食事制限がない(自由度が高い?)からか病室に自前でお菓子を持ち寄っておいしいねぇ〜!とおしゃべりしていたのを非常に恨めしく思ってます。

私が腎臓で食事制限があるのを知らないにしても、せめておしゃべりや持ち込みは病室じゃなく共用スペースでやろうぜ…と思ったり。これもまた結構なストレスです。やめてくれと言って長期入院中ギスギスした雰囲気にするのも嫌ですしね…

 

【共用スペース】

 

お大人数でお見舞いに来られたり、病室にいるのが息苦しくなったら共用スペースを利用します。

エレベーターを降りて右手、各階病棟の中心には食堂という名の共用スペースがあり、給湯用の熱湯や自販機もあります。

見晴らしもいいので、外に出ず遠方を眺めたい時はおススメです。

f:id:kheeco:20181216172422j:image

(真正面に獨協大学があります)

 

また、3階に降りてリハビリ科方向に行くと空中庭園に出られます。草木に囲まれていて、ベンチとスロープがあるだけの場所ですが、風に当たりたい時などはいいかもしれません。

f:id:kheeco:20181216172519j:image

 

V字になっている建物の先端はガラス張りになっていて、3人がけのベンチが置いてあるのでそこも小さいながら共用スペースになっています。病棟の患者さんたちがちょっと集まったりするのに便利です。

f:id:kheeco:20181216173028j:image

 

検査や安静の指示等なければ、出歩くことに制限はありませんので好きに行動できます。身軽に歩いていると看護師さんから「動けるようになったね!」と声かけてもらえたりするので、お気に入りの場所を探してぶらぶらするのも楽しいかもしれません。